ファスティングは肝臓に負担をかけますか?ファスティング専門家が解説
ファスティングは、食事を制限することで体内の老廃物を排出し、代謝を促進するといわれています。一方、肝臓は体内の毒素を分解・排出する重要な役割を担っており、肝臓の機能低下は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
では、ファスティングは肝臓に負担をかけるのでしょうか?実は、ファスティング自体は肝臓に大きな負担をかけることはありません。
ファスティング中の肝臓への影響
ファスティング中は体内に入ってくる食物が制限される為、肝臓は休息モードに入ります。そのため、肝臓の負担は軽減されるといえます。また、ファスティングによって体内の炎症が抑制され、肝臓にも炎症がある場合などは炎症が軽減される可能性があります。
しかしながら、ファスティング中も肝臓は一部の機能を維持し続ける必要があります。例えば、脂肪酸の代謝やブドウ糖の生成、タンパク質の分解・合成などの重要な役割を果たしています。そのため、最低限の栄養摂取が必要です。