野球肘とは?予防に効果のあるストレッチと治療
- 当院の野球肘の治療は早期回復させることはもちろん、その後の予防策や適切なケアまでアドバイスしてますのでお困りなときは、ご相談ください。
野球ボールを投げる動作を頻繁に繰り返すことで起こる肘関節の損傷を野球肘と言います。
関節の損傷は、肘の外側・内側どちらにも起こります。投げる癖により痛みの部分や治療期間は違いますが、前腕や肘関節に力がかかり過ぎたことが痛みの根本的原因です。
野球肘の痛みが悪化すれば長期離脱せざるを得ない時もあります。
- ボールを投げる時に、痛みが生じたり、痛みで腕をまっすぐに伸ばせなくなることがあります。ひどくなると、肘の関節の周りにある軟骨にまで損傷が及び、骨にまで異常をきたし剥離骨折になる場合もあります。
そうなる前に早期治療が必要で最善です。
野球肘の症状と特徴
野球肘は、次のような症状や特徴があります。
・投球時や投球後に肘の痛みが生じる。
・痛みで肘をまっすぐ伸ばせない。
・肘を急に動かせない。
・肘関節の骨にまで以上を及ぼすこともある。
・成長期の10~16歳の投手に発症しやすい。
・成人でも発症する。
・バッティングで痛みを感じることは少ない。
・痛みが生じない練習は可能である。
関節の損傷は、肘の外側・内側のどちらにも起こりますので、肘の痛みや違和感がある場合、早期に対処すると改善しやすいです
原因
ボールを繰り返し投げる投球動作によって肘に過度な負荷(ストレス)がかかるのが原因です。
解剖学的には肘の内側の靱帯や軟骨・骨などが損傷する場合が多くみられます。
上腕骨内側上顆炎や内側側副靭帯損傷、剥離骨折などがこれにあたります。
肘の外側にも痛みを伴う場合もあります。離断性骨軟骨炎などがこれにあたります。
関節内遊離体(関節ねずみ)
野球肘の症状がひどくなると通称ねずみといわれる骨折を起こす場合があります。
これは剥離骨折などを起こし関節の中で動いている状態です
基本的に骨折し骨がねずみ状態になってしまうとその骨をまた繋げてもとに戻すのは難しいです。
その為、野球をプレーしていて肘が痛む場合は早めの治療をお勧めいたします。
スポーツでの怪我は早めの治療を
スポーツでの怪我は一刻でも早く治療を行う事をオススメします。なぜかといいますと当院でもスポーツをされている方は大会や試合の前に多くなる傾向があります。しかしスポーツ障害といって根本的原因に使い過ぎがあるものは試合前や大会前は練習を中断する事ができずやりながら治療することになりますので治療の開始時期によっては大会や試合に間に合わない場合もあります。ですので野球肘やテニス肘野球肩シンスプリントやその他の使い過ぎによって引き起こされる筋肉のはりや股関節の痛み足の裏の痛みなども根本的原因は使い過ぎの症状ですので早めの治療を行って大会でより良いパフォーマンスが出せる身体の状態を作っていきましょう。
野球肘なってしまったら治療の心がけ
治療期間中の基本は肘や腕に負担がかかる動作は控えましょう。
野球肘は、小学生から高校生までに特に出やすい症状です。野球をやりたい気持ちもわかります。しかし野球肘の症状が出ても、過度な投球練習などを繰り返していると、悪化し取り返しのつかないことになった場合(関節内遊離体など)には、最悪、野球をあきらめなくてはならなくなります。
治療後は、腕や肘に負担がかかる動作を避け症状は治まるまで投球練習などは控え、焦らず、腕を休ませる時間が必要です。
野球で怪我をした時の対処法
安静Rest (レスト)
怪我が発生した部位を動かさないようにします。
冷やすIce (アイス)
怪我をした部位を冷やします(氷嚢など)
圧迫Compression (コンプレッション)
圧迫とありますが固定という意味の方が正しいです。レストと同じ処置で構いません。
挙上Elevation (エレベーション)
怪我をした部位をできるだけ心臓より高い位置にもっていける姿勢をとります。
怪我をした部位が上肢の場合は比較的簡単に行えますが。
足などの場合は寝る姿勢などで足を挙上させ安静にします。
予防はストレッチと疲労回復させる日常生活
野球肘を予防するには基本的には使いすぎないことが挙げられますがこれでは練習できません。
練習を行いながら野球肘を予防するには疲労をためない生活習慣とストレッチがとても大切です。
腕や指のストレッチ
矢印の方向に反対の手でゆっくりと引っ張り手首から腕にかけてストレッチをかけます。
ストレッチをかけて10秒ほどで1回を1日の中で10回ほどできると一番良いです。
更に野球をやっている場合は指を一本ずつ上記の画像と同じ方向にストレッチします。
これは1日何回と決めて行うより気が付いた際には必ず行うくらいあっても大丈夫です。
ストレッチを行う事により指や腕の筋肉の血流が促進され疲労回復効果が高まります。
疲労回復効果を高める日常生活
疲労を回復させるのに一番大切なことは血流を良くするということです
疲労物質は血流によって運ばれ分解させるので血流がよければ
それだけ疲労が回復しやすいということです。
日常生活で一番簡単な血流を促進させる行動は全身浴です。
入浴の習慣がシャワーだけの方もいるかもしれませんが
スポーツを行っている方は全身浴を習慣とし湯船に5分は浸かるようにして下さい。
快適な野球生活を送れるように
当院では、急性的な痛みが治療で治まったら、温熱・寒冷を使い分けます。
野球の練習後は、疲れもたまり筋肉が固まりやすいです。超音波の治療や手技などの治療により肘のケアを日頃から整えて試合でも万全の形で望めるようにしましょう。
超音波による炎症治療でほとんどの野球肘は改善します。
野球肘の多くは肘の内側部分に炎症が起こっており、まず炎症を治す事でほとんどの場合、痛みはなくなってきます。その為に炎症を治す為に現在一番効果的な超音波と電気を同時に行うことのできるコンビネーションの治療を処すことで早期の回復をサポートします。治り方に応じて上腕や前腕部の筋肉をほぐす指圧の治療等を取り入れていくとこでより早く症状を治します。
福岡県久留米市周辺の方々に整骨院を評価頂いてます
LINEからもご予約可能です友達追加後メッセージをお願い致します
久留米スポーツ整骨院(福岡県久留米市)の評価口コミ
ta_a3028
子どもの捻挫で来院しました。
子どもは、初めての場所で緊張していましたが、とても良い雰囲気でスタッフの方達、皆さん優しく話しかけてくれ、すぐに安心した様子でした^ ^問診も施術も丁寧で、しっかり説明もしていただいたので、こちらも分かりやすかったです。子どもは、またすぐ行きたい!と言うほどでした^ ^捻挫の方も、順調に治していただき一安心です。待ち時間の間も、受付の方が気さくに話しかけてくれたりと、私も楽しい時間を過ごさせていただきました。また何かあった時は来院させていただこうと思います^_^
R H
私は、野球肘の痛みを緩和するために通院しました。治療は、周辺の部位を指圧して、電気をあてました。これからお世話になります。
痛みの原因を教えてくださるので、わかりやすくて、根本治療ができると思います。どのくらいの期間で治るのか教えてくださるので、治療に前向きになれて通院しやすくなると思います。スタッフの方がとても親切で、親身に話を聞いてくれます。予約優先なので、通院の際は予約をすると良いかと思います。公式LINEがあるので、それで予約をしたり、予約の変更をしたりできます。交通事故の治療も行っているようです。整骨院を希望の際は、ぜひ行ってみてください。
jne tnb
17歳の時にドッジボールを体育でしていて体を痛めてからここを口コミで知り来始めました。受付での対応や施術も丁寧で久しぶり腰を痛めて来たときなども覚えていてもらえていてなぜがとても嬉しくなりました。
高田様
ランニングで走り過ぎ、膝の痛みで来院しました。
歩くのも辛いほどでしたが嘘のように痛みが消えてびっくりしました。
これからも長くお世話になりたいです。
鳥越様
野球肘の治療で訪れました〜
曲げ伸ばしができないぐらい痛かったけどかなり改善されました
スポーツの怪我の関連記事
スポーツ障害一覧 怪我・外傷の種類 予防から統計からみる完治まで
【足がつる原因(理由)】つるのはなぜ こむら返り
野球肩とは?症状や種類 原因からみる予防法
福岡県久留米市 久留米スポーツ整骨院TOP
筆者 久留米スポーツ整骨院 吉岡宏彰