2022/08/19 (更新日:2023/07/29)
左側右側など片側が痛む腰痛 片側のぎっくり腰？
左側右側など片側が痛む腰痛 片側のぎっくり腰？
腰痛は腰全体が痛くなる症状だけでなく、左右どちらかの腰だけ痛む症状もよくあります。急に片側の腰が痛む症状になったり片側の腰が徐々に痛くなってくる場合と大きく2種類です。ぎっくり腰などの何かきっかけがあったケースの腰痛ときっかけは無かったが徐々に痛くなる場合です。
片側の腰痛になるのはなぜ？原因は？
1 ぎっくり腰で片側の筋肉や靱帯、軟部組織などを痛めた場合
2 生活習慣や骨盤や背骨などの歪みから片側に負荷がかかることで痛む場合
1のぎっりく腰を起こし片側に損傷が起きている場合はどちらかの腰が痛むという症状が発生します。
2の骨盤や背骨の歪みなどにより片側に負荷がかかりその結果、腰痛の症状がでるものを亜急性の腰痛といいます
片側だけの亜急性腰痛のメカニズム
片側だけ腰が痛くなる場合には、生活習慣や癖が関連しています。
本人は無意識で普段の行動を行っているので、生活習慣や癖に気付きにくいものです。
例えば下記のような職業や繰り返しの動作が日常生活にある場合は
左側の腰痛や右側だけの腰痛が起こる可能性が高まります。
職業
運送業
清掃業
看護師
介護士
飲食業
農業
上記の職業は腰痛そのものが発生しやすい職業でもあります。
基本的に腰痛がでやすい職業の方は片側の腰痛がでる可能性も高まります。
上記以外で片側の腰痛を起こして当院に来院された例を紹介します。
スーパーなどのレジ打ち
教師・講師
保育士
スーパーなどのレジの方は買い物カゴを動かす動作が原因のように思えました。
教師や講師の方も同一動作を繰り返すことで歪みやズレの原因となってるようでした。
片側の腰痛から坐骨神経痛になることも
亜急性の腰痛から坐骨神経痛につながる場合もあります。
神経痛は神経の流れが悪くなることによって発症します。
坐骨神経痛に関しては下記ページで詳しく解説しています。
片側の腰痛の治療（治し方）
手技治療（指圧治療）
柔道整復師の手による治療です。筋肉を指圧したり関節を動かすことで筋肉の状態を
本来の状態へ導きます。矯正治療（骨盤矯正・姿勢矯正）
身体の歪みやズレを改善し本来ある自然治癒力を高めます。
電気治療
筋肉に電気刺激を与え血流を良くし自然治癒力を高めます
冷・温罨法
スポーツでの怪我やぎっくり腰などの際は傷が酷くならない為に冷罨法
自然治癒力を高める為の温罨法超音波治療
痛みの原因である傷に直接作用し傷の治りを早めます。
特別電圧治療
従来の電気治療と比べ身体の奥深くに届く電気治療
身体の内部の傷や奥深くの筋肉や軟部組織の回復に効果的です。※どの治療組み合わせてを行うかは症状により異なります。
片側の亜急性腰痛の場合、手技の治療と矯正治療がメインになる場合が多いです。
片側（左側・右側）の腰痛を改善するためのストレッチ法
※このストレッチは亜急性の腰痛（徐々に腰痛がでてきた場合）に限り行って下さい。
急性の腰痛の場合は悪化する可能性があります。
1 仰向けで寝る
2 右ひざを曲げ、右足を両手で抱える
3 左手を使いながら、右ひざを体の左側に倒す
4 30秒程度この体勢をキープし、これを2～3回繰り返す
ゆっくりと呼吸を行いながらやってみて下さい。
痛みが強い場合などは中止して下さい。
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