足関節内反捻挫 足首の捻挫 内出血経過画像有り
足関節内反捻挫を起こして来院された患者さんの
足関節内反捻挫2日と10日後の画像を載せています。

足関節内反捻挫 受傷2日

足関節内反捻挫 受傷10日
今回の足関節捻挫の経過としてはとても順調だったといえます。
受傷当日から治療を行ったことで
受傷10日には内出血のは痕は残っていますが
疼痛はかなりほぼ改善され普通に歩行するのには問題無いほどになりました。
これは受傷した箇所の靱帯損傷がⅡ度程度のものだったと推測されます。
足関節の内反捻挫はひどいものだと完治まで1か月かかることもありますが
今回の場合は治療が早く行えたこと少しでも早く治したいとのとこでしたので
松葉杖を支給し包帯で固め毎日傷の治りを良くする
治療を行えたのが大きかったと感じます。
足関節内反捻挫の受傷後対処法
安静Rest (レスト)
怪我が発生した部位を動かさないようにします。
冷やすIce (アイス)
怪我をした部位を冷やします(氷嚢など)
圧迫Compression (コンプレッション)
圧迫とありますが固定という意味の方が正しいです。固定する場合に軽度の圧迫がかかります。
挙上Elevation (エレベーション)
怪我をした部位をできるだけ心臓より高い位置にもっていける姿勢をとります。
怪我をした部位が上肢の場合は比較的簡単に行えますが。
足などの場合は寝る姿勢などで足を挙上させ安静にします。
上記のRICE処置の特に冷やすことを受傷後すぐ痛めた箇所に
ご自宅でも行って頂けたのと松葉杖を支給した事でお仕事で
無理をかけずに済んだので経過としては良かった原因だと思います。
まだ内出血は見られますが痛みがかなり引いていることから
患者さんの意向もありここまでで治療を中止しています。
本当であれば続けて来院頂き腫れの部分と内出血がある箇所に
超音波やコンビネーションといった治療を続けて行うと
更に治りは早まったと考えられます。
足関節というのはどうしても歩くだけで
負荷がかかってします箇所になりますので
逆に骨折などよりも時間がかかってしまうケースもありますが
足関節捻挫に対し適切な処置を処す事で
限りなく早期に治す事も可能です。
もし「足関節捻挫」を起こしてしまった際には
お電話だけの相談も行っていますのでご相談下さい。
特にサッカー・バレーボール・バスケット・ラグビー・テニス等は
足関節捻挫を起こしやすいので注意が必要です。
足関節捻挫で一番大事なこと
※一番大事なのは早期に医療機関に一度みせることです。
一度医療機関にみせることで自身の捻挫がどの程度の酷さなのか?どれくらいの期間で治るものなのか?固定はした方がいいのか?それともしなくてもいい程度のものなのかがわかります。足関節捻挫を起こし後遺症がでる場合の多くは治療が適切に行われなかったり、日常生活や競技復帰が早すぎた場合です。つまりは自身で判断して治療を行うのが遅くなってしまったり(その間にも靭帯の修復は始まります)自身の感覚で競技復帰しまった場合です。競技を行っている場合は多少の痛みでも競技を行う場合もあるでしょう。その中でも最善を尽くした状態で行うのかそうでないのかで、再負傷の可能性を下げる意味や後遺症のリスクを減らすことも可能です。自身の状況を自身で把握する為にも一度は専門家の判断を仰ぐことをおすすめ致します。特に小学生、中学生、高校生の場合は今後どれくらい競技を行うかは人によるとは思いますが本気で競技を行う期間が長くなる事が予想されますので早めに専門院に相談して下さい。
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筆者 久留米スポーツ整骨院 吉岡宏彰