📍 位置：膝の内側、膝蓋骨（膝のお皿）の上から指3本分上

✨ 効果：

• 炎症の軽減
• 腫れの改善
• 膝の動きをスムーズにする
• 血行促進

💡 押し方：指の腹で約3秒間、揺らすように横に振動を加えながら圧をかけます。そのまま膝のお皿に向かって少しずつ位置をずらしながら繰り返します。

📍 位置：膝の外側、膝蓋骨の上から指3本分上

✨ 効果：

• 急性の膝痛に即効性
• 可動域の改善
• 膝を曲げにくい症状の緩和

💡 押し方：血海と同様に、指で3秒間揺らしながら圧をかけ、膝のお皿方向へ少しずつ移動しながら繰り返します。

📍 位置：膝のお皿のすぐ下、内側と外側にあるくぼみ（膝の目のように見えることから「膝眼」）

✨ 効果：

• 変形性膝関節症に特に効果的
• 膝の痛みと硬さの軽減
• 関節の可動性向上

💡 押し方：くぼみに指を当てて、縦方向（上下）に揺らしながら約3秒間圧をかけます。複数回繰り返すことで効果が高まります。

📍 位置：膝裏の中央、膝を曲げた時にできるシワの真ん中

✨ 効果：

• 膝の痛みと硬さの改善
• 腰痛の緩和
• 膝裏のつっぱり感の解消

💡 押し方：指を使って円を描くように、約3秒間マッサージします。膝裏は繊細な部位なので、優しく丁寧に行いましょう。

💪 なぜ太もものマッサージが重要？
太ももの筋肉（大腿四頭筋など）は膝関節を支える重要な役割を担っています。筋肉が硬くなると膝への負担が増し、痛みが悪化します。筋肉を柔らかく保つことで、膝への負担を軽減し、痛みの根本原因にアプローチできます。

• 頻度：毎日行うのが理想的
• タイミング：椅子に座っている時、テレビを見ながら、入浴後など
• 時間：1セット5〜10分程度でOK
• 継続：即効性もありますが、継続することで根本的な改善が期待できます

今回ご紹介した4つのツボマッサージと太もものほぐしは、膝の痛みを根本から改善する効果的なセルフケア方法です。

ポイント：

1. 血海・梁丘で膝上部の炎症と腫れを改善
2. 膝眼で変形性膝関節症の痛みと硬さを軽減
3. 委中で膝裏の緊張と腰痛を緩和
4. 太もものマッサージで筋肉を柔軟に保ち、膝への負担を軽減

これらのケアを毎日の習慣にすることで、膝の痛みから解放され、より快適な日常生活を取り戻すことができます。

🏥 それでも改善しない膝の痛みは、専門家にご相談ください

セルフケアで改善しない痛み、急な痛みの悪化、歩行困難などの症状がある場合は、早めに専門家の診断を受けることをおすすめします。

吉岡宏彰
株式会社GLAD JAPAN 代表取締役
厚生労働大臣認定柔道整復師
神経系ストレッチトレーナー
田主丸整骨院・久留米スポーツ整骨院 院長

延べ治療実績10万人以上。交通事故治療のスペシャリストとして多数の書籍に掲載。兼子ただし氏考案の「神経系ストレッチ」を導入し、慢性痛・神経痛治療に特化。「喜ばれる・選ばれる・元気を与える」を理念に、痛みの根本原因を徹底追及する施術を提供。

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